今朝のワイドナショーで古市さんがイチローの4257本安打に対して述べたコメントに納得した。
「日本の記録を加えていいのなら、じゃあ高校の安打数も加えていいのかと思うし、どこの国なら合算していいのかという話にもなる」
すげぇ正論— まーしー (@shaly7831) 2016年6月19日
すげぇ正論
たしかに「通算」と書いてしまうと、素人さんは混乱するかも。野球始めた頃からの通算だと勘違いする人も中にはいるでしょうしね。
プロの世界では、安打数の公式記録としてカウントするのは「日米」の二カ国だけなのかな?っていう勘違いもありえます。そんなことしたらその他の国が黙っちゃいませんよ。
ピート・ローズが勝ってる?
今回、なんでイチローが騒がれているかというと、アメリカで一番ヒットを打ったピート・ローズを安打数で抜いたからなんですけど、そのピート・ローズが自身の通算記録についてこう語っております。
ピート・ローズが、私は(マイナー427安打を含めて)4683安打と言い出してるみたいね。1989年の永久追放で野球殿堂入り対象外。ヒットキングの称号だけは、何が何でも手放せないんだろうな。
ちなみにイチローは、ウエスタン156安打を含めると4414安打となる。— Kigyojuku (@kigyojuku) 2016年6月20日
これは一本やられた
イチローの日本時代の成績を通算として含めていいのであれば、ピート・ローズのマイナー時代の安打数も通算として含めていいという理屈ですね。しかも、それだとピート・ローズの方が勝ってる。
巷では「ピート・ローズ大人げない」とかいう意見が溢れかえってますが、これはこれで面白くて良いですよね。良い見方をすれば、それだけ負けず嫌いだということです。
負けず嫌いだからこそ、人一倍練習して「ヒットキング」になれたんです。もしピート・ローズが優しくて大らかな人間だったら、プロにすらなれていなかったかもしれません。
しかしいいキャラしてんな、ピート・ローズ