楽天・松井裕樹がコントロールを改善してはいけない理由

 

 

石井一久=松井裕樹

 

 

ボンソワール。マーシーです。

松井投手は石井一久さんの全盛期を目指しましょう。

 

楽天・松井裕樹とは?

ドラフト当時は騒がれていた選手なのですが、もう5年以上前の話なので、軽く松井投手のプロフィールをおさらいしておきます。

松井投手は、神奈川県の強豪である桐光学園高校のエースとして2012年夏の甲子園に出場し、そこで大会史上最多となる10連続奪三振と1試合22奪三振を記録しました。

これだけで話題抜群なのと、「サウスポー」「本格派」「完成された決め球(縦スライダー)がある」と、ポジティブ要素満載なのも相まって、楽天にドラフト1位指名されてプロ野球選手となりました。プロ入り後はいろいろあって楽天の抑えの守護神として微妙に活躍中です。

 

四球が多い

左投手で球速もあり、決め球である縦スライダーも「プロで通用するレベル」と言われていた松井投手ですが、プロ入り後は崩れるシーンが多く見られました。

その主な理由が四球なのですが、松井投手の制球の悪さはK/BBの指標にも如実に現れています。

K/BBとは

奪三振と与四球の比率で、投手の制球力を示す指標の1つ。3.5を超えると優秀と言われる。

奪三振と与四球は守備や球場の影響を受けないため、K/BBは運に左右されにくい投手の能力、特に制球力を表しているとされる。 好投手ならば一般的にK/BBが2.00を下回る事が少なく[1]、優秀な投手は3.50を超える事が多い。

◯Wikipedia

では、気になる松井投手のK/BBを見てみましょう。

2014年 1.88

2015年 3.68

2016年 1.88

2017年 2.38

2018年 3.14

プロ通算5年で、K/BBが3.5を超えたのは1回だけ(この年がキャリアハイ)です。

この年以外は制球に苦しんでおり、酷い年には2.0を切っています。

 

でもコントロールは改善しなくても良い

主な理由は「球速」です。

松井投手の平均球速は2018年シーズン時点で約145km/hで、たまに150km/hを超える日もあるのですが、一方で140km/h台前半の試合も多く、バラつきがあります。

この状態で松井投手がコントロールを意識したピッチングに切り替えると、平均球速は5km/hほど下がると思われるので、より「打ち頃の球速」になってしまいます。

加えて、松井投手は身長174cmで、プロ野球選手にしては小柄な体格をしていることから、投球に角度がありません。

これらを踏まえると、松井投手がコントロールを意識して丁寧なピッチングに切り替えた場合、ストレートが完全な棒球と化す可能性が高いです。

というわけで、松井投手がコントロールの改善に取り組むのは悪手です。むしろ、全盛期の石井一久氏を目指すようにした方が良いと思われます。

石井一久氏と松井投手は「左腕」「コントロール悪い」「速球が速く、決め球がある」といった共通点があるので、松井投手も石井氏的な活躍が出来る可能性は十分にあります。

石井氏曰く、「真ん中に投げるといい感じに散らばった」とのことなので、松井投手も荒れ球を武器にしてガンガン真ん中に投げ込むと案外上手くいくかもしれません。

知らんけど。

 

古いものを投げ捨てろ!【サタデー便】