人の感情を読み取れると、野球の試合はどうなるのか

 

 

野球が

つまらなくなる?

 

 

グッドイブニーング。マーシーです。

近い将来、感情は「読めるもの」になるでしょう。

 

感情を読めるウェアラブルデバイス

少し前に、「人の表情の変化を検知して感情を読み取るAI」を研究・開発しているスタートアップがAppleに買収されていましたね。

これだけハイテク分野が指数関数的に発展していると、もう少し経てば、感情を読み取るAIを搭載したウェアラブルデバイスが登場しても不思議ではないように思えます。

実際、Google Glassのような眼鏡型のウェラブルデバイスとは相性が良さそうですしね。

 

野球に応用できる?

さて、この感情を読み取るデバイス。もし世に出れば色々なことに使えそうですが、野球に使うとどんなことが出来るようになるのでしょうか。

✔捕手が配球を組みやすくなる

バッテリーは、相手打者の表情を見て感情を把握し、その時々で適切な配球を組み立てる事ができます。初球に内角か外角のギリギリボール球になるコースへ投げてみれば、その際の打者の表情でおおよその狙いが今以上にはっきりと分かるでしょう。

✔球種がある程度分かる

逆に、打者は投手の感情が読めるので、ある程度球種が分かります。少なくとも、「次のボールが速球か変化球か」くらいは分かるでしょう。

✔盗塁阻止率が上がる

走者の表情で「次盗塁するかどうか」が分かるので、バッテリーに以下のメリットがあります。

・盗塁阻止率が飛躍的に上がる

・無駄な牽制球が必要なくなり、投手がスタミナ温存できる

✔適切なタイミングで投手交代出来る

捕手とベンチは投手の心の状態を把握し、適切なタイミングで交代を行うことが出来ます。野球はメンタルが大きく関わるスポーツなので、投手が大きく崩される場面は一気に減るでしょう。

 

バッテリー有利になるか?

配球と盗塁阻止の面でバッテリーが圧倒的有利になりそうです。

もし感情を読めるウェアラブルデバイスが野球に応用されるようなことがあれば、びっくりするくらい投高打低の状況になり、投手戦が多くなるでしょう。

豪快なホームランや長打の数が減る一方で、それらの価値が爆上げしそうです。

観客からすると、長打がポンポン出る方が面白いですよね。そういう意味では、興行的によろしくないかもしれません。

 

古いものを投げ捨てろ!【サタデー便】