早さが足りない!
ブオナ セラ。マーシーです。
審判に求められるのは、より早く正確な判定です。
ブラジルワールドカップでの試みは素晴らしい
2014年のブラジルワールドカップで、ある試みがなされました。
シュートがゴールラインを割ったかどうかを正確にジャッジするため、審判がスマートウォッチを身につけ、ゴールを監視している7台のカメラと連動させたのです。
ボールがゴールラインを割れば、1秒以内に各審判のスマートウォッチにヴァイブレーションとメッセージで「GOAL」の判定が表示されるようになっています。逆に、ゴールラインを割っていなければ、スマートウォッチは反応しません。
「人」によるジャッジに、「機械の正確さ」をプラスした、実に素晴らしい試みだと思います。
野球でも同じことが出来るはず
各塁を複数台のカメラで監視して、アウト/セーフやホームランの判定を毎回主審のスマートウォッチに知らせる形にすれば、実質審判は1人で十分になります(現状、一試合につき審判は4人必要)。大幅な人的コストの削減になりますし、乱闘も減るでしょう。
現状でもリクエスト制度というものがありますが、審判が映像を再確認している時間がもったいないので、上記のような、スマートウォッチを利用したシステムの方が時間の節約になります。試合展開もスムーズになるでしょう。
NPB版チャレンジ制度まとめ
✔審判の判定に異議がある場合、監督がビデオ映像による検証を要求できる
✔日本版の名称は「リクエスト」
✔リプレー検証にはテレビ局の中継映像を利用する— マーシー (@shaly7831) October 25, 2020
まぁ、さすがにストライク/ボールの判定でこれをやると、試合時間が伸びるので、ここは主審の判断で行うのがいいと思います。
野球は1に早さ、2に正確さですね。
早く、正確なジャッジに機械の力は絶対必要
競技において、「人」がジャッジすることに意義を感じるという意見も分かります。ハプニングやドラマっていうのは、「人」が生み出すものだからです。
ただ、大多数の観客と選手が審判に求めているのは、「早さ」と「正確さ」です。
であれば、機械の力は絶対必要でしょう。
そもそも野球はルール的に競技時間が長くなりがちなので、なるべく削減できる時間は削減した方がいい
あと、誤審も乱闘(ケガ)に繋がるからなるべく無くしたい
そもそも乱闘を面白がる世代って昭和— マーシー (@shaly7831) October 28, 2020
あと、スマートウォッチを活用するって、今風でイケてますよね。プロの世界がこうした先進性のあることをやれば、競技の人気も上がってくると思うんですよね。