ゲームを見くびるな
ジェアグゥィチトロノーナ。マーシーです。
「ゲーム=オタク、根暗、陰湿」なんてイメージしかない人は、もはや時代遅れですよ。
■ざっくり言うと・・・
NPBがeスポーツに参入
先日、NPB(日本野球機構)がeスポーツへの参入を表明しました。
これは期待
日本野球機構 「eスポーツ」に参入 来年1月に日本シリーズ | NHKニュース https://t.co/A5XKPnUjHT— マーシー (@shaly7831) 2018年7月19日
さて、プロ野球を運営する組織がeスポーツへ”参入”とは、どういうことでしょうか。記事にはこう書かれています。
NPBは19日、東京都内で大手ゲームソフトメーカーと合同で記者会見を開き、プロ野球チームが登場する家庭用のゲームを使ったeスポーツの大会「eベースボール」を共同開催すると発表しました。
プロ野球のゲームを使用したeスポーツの大会を開催するということのようです。
では、NPBのこの動きが現実のプロ野球にどのような影響を与えるのでしょうか。
今後のeスポーツと既存スポーツの関係はどうなる?
今回の参入は、NPBが「eスポーツの大会を開催する」というものであり、eスポーツの人気と将来的な成長を利用してスポット的にプロ野球の宣伝を行いたいという思惑が見て取れます。
特に、eスポーツは老若男女問わず幅広い層が参加できるスポーツなので、その潜在的なプレイヤー人口と将来性を利用してプロ野球ファンを増やせば野球人口の現象に歯止めを掛けることもできるでしょう。
現状、eスポーツとプロ野球では規模が桁違いなので、しばらくはプロ野球の宣伝材料としてeスポーツが使われるものと思われます。
しかし、前述の通りeスポーツは大きな将来性を秘めていますから、今後の両者の立ち位置に変化があるかもしれません。
将来的な展望
eスポーツは現実のスポーツと比べて潜在的な競技人口が圧倒的に多いので、将来的に規模が逆転する可能性は十分にあります。というのも、eスポーツは競技人口の幅が広いのが特徴的です。年齢制限がありませんし、現実のスポーツと違って性別のハンデもありません。プレーするのにグラウンドへ行く必要も無く、手軽にプレーできます。
一方で現実のスポーツは選手生命が短く、男女でレベルが違う上に専用の競技場が必要になります。明らかに現実のスポーツの方が制限が多いので、より手軽で参加敷居の低いeスポーツの方が人気が出るでしょう。
今までスポーツを題材としたゲームは「現実のスポーツ人気」という前提が無くては生き残っていけませんでしたが、将来的にはその構図が崩れ、いずれはゲーム人気が現実のスポーツ人気を超える時代が来るかもしれません。
「ゲーム=オタク、根暗、陰湿」なんてイメージしか持っていない方は、その考えを今一度見直してみてはいかがでしょうか。もはやeスポーツの将来性は見逃せない状況です。
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