日本企業が海外進出で苦戦する理由と野球選手がメジャーリーグで苦戦する理由は似ている

 

 

自分の中の

常識を疑え

 

 

ボンジュール。マーシーです。

環境を変えるのは大切ですが、環境の変化に適応出来なければ意味がありません。

 

日本企業が海外で失敗する理由

「日本のやり方に固執しすぎたから」というのは間違いなくあるでしょう。

当たり前ですが、海外は人も環境も日本とはまったく違います。そんな場所で「日本のやり方」に拘るのは、危険なギャンブルです。仮に上手くハマったとしても、100%完璧に通用することは無いでしょう。通用したとしても一部です。

この点に関しては、ホンダから学べることが多いです。

 

日本の野球選手がメジャーで苦戦する理由

これも、「日本のやり方に固執しすぎたから」というのがあると思います。

メジャーでは人も環境も違うのですが、特筆すべきは体格差です。

身長も体重も圧倒的にメジャーが上なので、日本でやっていたプレースタイルをそのままメジャーでやっても、通用しません。

実際、イチローを始め、松井秀喜、黒田博樹、田中将大といった選手は、日本のスタイルを捨ててメジャーで戦いました。

イチロー→振り子打法をやめて、すり足打法に

松井→引っ張る系のスタイルを捨てて流し打ちを習得、広角に打てる打者に

黒田→速球派から技巧派に

田中将大→速球とスプリット主体から、魔球・フロントドアを習得して投球の幅を広げる

彼らの活躍は、皆さん御存知の通りです。特にイチローは、メジャー殿堂入りが確実視されています(2021年6月現在)。

 

ただし、野球に限って言えば、例外が2人いる

ダルビッシュ有と大谷翔平です。

この2人は、日本時代のスタイルをメジャーでも貫いて成功しています。ただし、日本時代とは比べ物にならないほど高いレベルになっているので、日本時代と「同じ」では無いです。

まぁ、この2人は別格ですね。

 

海外で成功するためには

日本で行っていたやり方すべてを疑い、常に改善を意識して活動することです。泥臭くて地道ですが、これが一番確実性のある方法です。

一度は日本で成功しているやり方だと、どうしてもそれに固執しがちですが、時には大胆に変えるくらいの思い切りの良さが無いと、まったく違う環境では生き残っていけません。

ちなみに、これは転職でも同じことが言えます。

転職先で、以前勤めていた会社のやり方をそのまま踏襲してしまうと、まず間違いなく人間関係で失敗し、仕事そのものの成果を上げにくくなります。これは、過去2回転職している僕の経験談なので間違いありません。

もしも環境を変える場面がある場合は、以前までのやり方すべてを疑うようにして下さい。

 

古いものを投げ捨てろ!【サタデー便】