ルールにも
柔軟性を
ボンジュール。マーシーです。
時代に合わせたルール変更が必要です。
規定投球回とは
規定投球回とは、プロ野球に設定されている指標で、投手がタイトルを獲得するために最低限達成しなければならない投球回数のことです。
この規定投球回をクリアしなければ、いくら防御率がo.ooだろうが、勝数が20だろうが、セーブ数が50だろうが、ホールド数が50だろうが、タイトルを獲得することはできません。
規定投球回の計算方法は以下のとおりで、1軍と2軍で若干数字が異なります。
一軍の規定投球回 = 所属球団の試合数 × 1.0
二軍の規定投球回 = 所属球団の試合数 × 0.8
今年のプロ野球で珍事が起きています
2軍の話題ですが、こんなことが起きていました。規定投球回に到達した選手が2人しかいないのは、ちょっと異常事態です。
今年は本当に暑かったので、まぁ当然の傾向と結果になったのだと思います。
規定投球回は柔軟に変更すべきです
天候も投手起用も変わりつつある昨今では、投球回未達の問題が今年に限らず断続的に起きており、「規定投球回」のルールそのものに寿命が来ているものと思われます。
従来通り、規定投球回の計算式を制定して毎年計算するのではなく、その年の天候等の状況を見て規定投球回を毎年決め直す方法にした方が、こうした問題の発生を抑えることができるでしょう。
例えば、2018年だったら「今年は猛暑で投手交代が多かったから、規定投球回は100回にしよう!」みたいな感じです。
昔に決めたルールを慣例的に続けるだけでは思考停止と同じです。
天候や投手事情を考慮し、柔軟な動きで対応していきたいものですね。