進化する加藤
進化していた加藤
グッドモーニング。マーシーです。
彼は間もなくメジャーに上がるでしょう。
最近の活躍がすごい
加藤豪将選手(本名:加藤・ジョン・豪将)と言えば、2013年にニューヨーク・ヤンキースからドラフト2巡目指名を受けて入団した内野手ですが、当時は日本人として初めてMLBのドラフトに掛かったということで、大変話題になりました。
それで、入団後はしばらく下層のリーグでプレーしていましたが、いよいよ3A(メジャーの一個手前)に上がってきたということで、俄然やる気が出てきたのか、最近は特に素晴らしい活躍を見せています。
✔︎Wヘッダーで5安打
✔︎6試合中5試合でマルチ安打
✔︎内野全ポジション+左翼も守れる
✔︎長打もそこそこ打てるWヘッダーでも疲れを感じさせなかったのは大きいですね。
ヤ軍3A・加藤 Wヘッダーで5安打大暴れ – LINE NEWS https://t.co/JQeoXwajve #linenews @news_line_meより
— マーシー (@shaly7831) 2019年4月29日
注目すべきは、「ダブルヘッダーでも安定した成績を残している」という点です。通常、ダブルヘッダーでは2試合目に疲労が出てパフォーマンスが落ちるのですが、おそらく加藤選手はスタミナ配分が上手いので、2試合目も疲労を感じることなく安定したパフォーマンスを見せることができたのだと思います。
ハングリーに努力出来る選手
✔︎13年ドラフトでヤンキース入団
✔︎苦節6年でようやく3Aに
✔︎長打力のあるユーティリティ選手に成長ゴウスケは根気強くハングリーに努力出来る選手。
ヤンキース加藤初メジャー接近 松井指導で大砲変身 (日刊スポーツ) – LINE NEWS https://t.co/qEkGq1YZOe #linenews @news_line_meより
— マーシー (@shaly7831) 2019年4月19日
ドラフト入団当時は「長打力もある二塁手」といった選手で、ルーキーリーグでは無双していましたが、1A〜2Aあたりで壁にブチ当たり、そこから試行錯誤して3Aに昇進しました。
レベル的には「メジャーの3A野手=日本プロ野球の1軍野手」と言われていますが(諸説あります)、加藤選手は日本よりも選手数が多く競争の激しいメジャーの世界で這い上がってきたので、その点で日本の平均的な1軍選手よりもハングリーさや根気強さで勝っていると思われます。
彼のこうした性格は、今後もメジャーの舞台を目指す上で大きな武器になるでしょう。
彼は間もなくメジャーに上がります
僕がそう思う理由は3点あります。
【理由1】ユーティリティープレイヤーだから
ぶっちゃけ野球選手はいつ怪我をしてもおかしくないのですが、誰かが怪我をした時にユーティリティープレイヤーがベンチに1人いれば、どこのポジションの選手が戦闘不能になってもすぐに対応出来ます。首脳陣からすれば、これほど助かる選手はいないでしょう。
【理由2】一個一個の技術力が非常に高い
パンチ力は相変わらず健在ですし、最近は打率も残せるようになってきました。盗塁も出来ますし、何より守備が上手いので安心して試合に出せます。
【理由3】ジャパンマネーが期待できる
これは完全に憶測なのですが、加藤選手は日本人として初めてヤンキースにドラフト指名された選手なので、メジャーに昇格すれば、アジアのメディアがある程度騒いでくれます。そうなると取材等が殺到しますし、アジア人の観客が増えるので、その分球団の収益が増えます。
加藤選手がメジャーに限りなく近い位置にいることは間違いないので、後はタイミング次第だと思います。早くヤンキー・スタジアムで活躍している彼を見てみたいですね。