野球用語って
難しいよね
ブオナ セラ。マーシーです。
「キレ」っていうのは、人によって解釈の違う言葉なので、本記事は個人の見解だと思って読んでください。
投球の「キレ」とは
ボールがお辞儀をしない状態のことを、「キレのあるボール」と言います。
普通、投げられたボールは、捕球側へ近づくにつれて失速するため、お辞儀をするような軌道を描くのですが、この「お辞儀の軌道」がほとんど無く、地面と並行に飛んでいき、捕球側のグローブへ突き刺さる投球があります。それが「キレのある投球」です。
では、そんなボール、どうやって投げればいいのでしょうか。僕はポイントが2つあると思います。
✔腕が良く振れる
ボールを投げる時、無意識のうちに暴投を警戒するので、投げる時の力をセーブしがちです。しかし、肉体的、精神的コンディションが高いレベルで安定している状態であれば、腕をフルスイングしてボールを投げることができます。
✔気候が安定している
天気は快晴で、気温も暑すぎず寒すぎない状態であれば、身体が軽く感じますし、精神面もポジティブになれます。結果、腕が良く振れてキレのあるボールを投げることができます。
バッティングの「キレ」とは
これには2種類あります。
1つ目は、「フルスイング出来る状態」のこと。2つ目は、「コンタクト率の高い状態」のことです。それぞれ解説します。
✔フルスイング出来る状態とは
「フルスイング=スイングが早い」ということです。スイングが早いと、早い打球や飛距離の長い打球を打てます。それで、フルスイングをするコツですが、これはもうメンタルの問題です。
どんな人でも、いざ打席に立つと、三振を恐れて慎重なスイングになりがちです。清々しいほどのフルスイングをするためには、三振に対する恐怖を振り切る必要があり、そのためには精神面を良好な状態に保つ必要があります。
✔コンタクト率の高い状態とは
「コンタクト率」とは、「ボールがバットの真芯に当たる確率」のことです。バットの真芯にボールが当たれば、より強く、飛距離のある打球が打てます。
コンタクト率を上げる方法は、ひたすらボールを打つしかありません。バッティングとは、突き詰めれば「ボールをバットに当てるゲーム」です。であれば、ボールをバットに当てる(打つ)練習を反復すればいいのです。個人差はありますが、ひたすら回数をこなせば誰でも上手くなれます。
野球っていうのは、突き詰めれば「ボールをバットに当てるゲーム」です。
— マーシー (@shaly7831) May 7, 2021
身体の「キレ」とは
身体が最も軽い状態のことです。具体的には、すべての動作(捕る、投げる、打つ、走る)が高いレベルで行える状態のことです。要するに、スーパーサイヤ人です。
それで、どうやってスーパーサイヤ人になるかと言うと、以下に挙げる5つの要素を成立させればなれます。
①睡眠を7〜8時間取れている
②朝9時〜11時の時間帯
③前日に自慰行為、飲酒、暴飲暴食をしていない
④快晴で、気温が約20度
⑤直近の人間関係がすべて良好
これらの要素が揃った時、最も「身体がキレている状態=身体が軽い状態=スーパーサイヤ人」になれます。
一番難しいのが、「快晴で、気温が約20度」と「直近の人間関係がすべて良好」というところじゃないでしょうか。気候は春か秋限定になりますし、人間関係は自分1人の力ではどうにもなりません。
ちなみに、どれか一つでも欠けているとスーパーサイヤ人にはなれません。厳しいですね。
ですが、野球人なら、一度はスーパーサイヤ人を目指してみもいいかもしれません。