連携プレー
とっても大事
ボンソワール。マーシーです。
「守備練習」を見れば、そのチームが強豪チームか、すぐに分かります。
ちなみに派手に打撃練習をやっていると、強豪っぽく見えます。
弱小チームは「練習」ではなく「教育」をいつまでもやってる
指導者が「教育」しているうちは、まだまだなんですよ。選手が自分で考えて、自分の持っている能力を自発的に伸ばしてこそ「強いチーム」が育ちます。
では、「練習」と「教育」の違いとは何でしょうか。
練習と教育はまるで違う
練習→覚えたことの精度を上げること
教育→どうすればいいのか「やり方」を教えること— まーしー (@shaly7831) March 25, 2022
「教育」をいつまでもやっているチームは、そりゃあ「練習」をやっているチームより弱くなりますよ。
この前「弱小チームの練習」を見学した
この前近所の中学校の野球部が守備練習をやっているようだったので外で見学していたのですが、どうも、「練習」というよりは、守備における場面場面でどのように動けばいいのか、指導者が「教育」している感じで、選手も自分で考えながらというよりは、言われた通りに動こうとしているだけのように見えました。
おそらくですが、強豪はそんな教育さっさと終わらせるか、小学生のうちに終わってる子がたくさんいて、守備における一つ一つの動きの精度を上げる「練習」に割く時間が多いのだと思います。一方で、弱小チームは、「教育」の時間が長いので、なかなか「練習」をすることができず、強豪との差がどんどん開いていきます。
なら、弱小チームはどうすればいい?
弱小チームの取れる方法は2通りだと考えます。
✔短期集中で「教育期間」を最速で終わらせる
新チーム結成初期は「教育」に全振り。極端な話、クラブ活動はすべて「守備の教育」に回すぐらいでもいい。とにかく教育期間をさっさと終わらせることだけに心血を注ぐ。具体的には、一ヶ月間黙々と「守備の教育」だけを行う。この一ヶ月間でひたすら選手に連携プレーの動きを覚えさせる。もちろん走者のパターンは色々想定すべきです。
✔守備における「連携プレー」を捨てる
そもそも「教育」をしないというのも有りです。守備練習ではひたすらノックを打ち、「捕って投げる」という動作のみ鍛錬し、連携プレーは一切教育しません。毎日30分くらいノックをひたすら受け続け、残りの時間はすべて打撃練習です。
僕の考える「弱小チームが強豪に噛み付く方法」は、以上の2パターンです。特に、2つ目の「連携プレーを捨てて打撃練習に全振り」というのは、ほぼ毎試合ノーガードの殴り合いを挑むチームになるので、まぁ試合は盛り上がるでしょう。
あと、ひたすら打撃を鍛えまくるので、超攻撃型の野手がたくさん育ちます。「打てる野手」はどのチームも欲しがるので、選手の将来を考えると、意外と良い練習方針かもしれません。僕も指導者をやるなら2つ目の方針を選びます。
打撃練習が派手になると、強豪っぽく見えますしね。