野手が陥りやすい「バッティングの基本」の罠

 

 

 

完成形など

無い

 

 

 

カリメーラ。マーシーです。

バッティングフォームを気にしすぎると野球人生が狂います。

 

 

■ざっくり言うと・・・

① 野手にとってバッティングは永遠の課題

② 「バッティングの基本」という罠

③ 打てる打者は何が違うのか

 

 

 

野手にとってバッティングは永遠の課題

長い間野球をやってきてたくさん悔しい思いをしましたが、「見逃し三振」以上に悔しい結果はありませんでした。バットを振ることすらできず、投手に完璧にやられた感じが最高に屈辱的なんです。僕がフルスイングに拘るのは、見逃し三振をしたくないという強い思いがあるというのみ一つの理由です。

 

 

フルスイングで見逃し三振が減ると、次は空振り三振が増えるので、空振り三振を減らすための対策が必要になってきます。空振りを減らすにはバッティングフォームの改造が必要になってくるのですが、フォーム改造でまず最初に目を向けるのが「バッティングの基本」です。

 

 

「バッティングの基本」という罠

「バッティングの基本」というのは、概ね以下の考え方です。

 

○下半身から始動し、腰→腕の順番で回転する

○始動時は軸足に体重を乗せ、踏み込んだ際に体重を移動してボールを打つ

○バットのグリップをボールにぶつけるイメージでバットを振り出す

○バットをボールの上から振り下ろす

 

これが世間一般で言われている「バッティングの基本」です。大抵の野手は打撃不振に陥るとバッティングの基本が出来ているかどうかをまず見直しますが、実はこれが大きな間違いなんです。

打撃の基本を気にし始めると、フォーム修正が目的となってしまい、実戦で本来の目的である「ボールを打つこと」にまで気が回らなくなってしまいます。結果、打率が低下し、さらにバッティングの基本を気にしてしまうという負のループに突入してしまいます。

 

 

打てる打者は何が違うのか

肌感覚では、「自分の打ちやすいフォームを自分で探せる人」は打率が高いです。「バッティングの基本」に囚われず、自分の振りやすいスイングでのびのびやっている感じですね。

また、バッティングの基本でハマる人は何も考えず基本を全て見直そうとしてハマりますが、高打率を維持する人は今の自分のフォームに欠けているものを自分で考えて補おうとします。

 

 

何も考えていない人はバッティングの基本を全部見直したり、監督やコーチから言われたことを全部取り入れたりして最終的に自分のフォームを見失います。

しかし、野球の世界には「10人の素人にバッティングを教えると、10通りのバッティングフォームが出来上がってしまう」という話があるように、バッティングには、万人に通用する基本はありませんし、監督やコーチのアドバイスが全て正解とは限りません。

その点を理解し、自分に合ったものを自分で探せる力を持っている人は、結果を残します。野球界で言えば、落合博満氏がこれに最も当てはまる人物ですね。落合氏の選手時代の考え方や行動は大変参考になるので、野手の方はぜひ著書を手に取ってみてください。

 

 

 

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