なぜ、「新幹線」にしたのか
ボンジュール。マーシーです。
東海道新幹線って、既に完成形ですよね。
話題のリニア中央新幹線とは
宙に浮いて走る新幹線です。
従来の新幹線(東海道新幹線)には車輪が付いていて、レールの上を摩擦を使って走りますが、それだと一定の速度を超えたあたりから車輪が空転してしまうという欠点がありました。
そこで、磁石の力で車体を浮かせて時速500km超を達成したのが、リニア中央新幹線です。
リニアとは?
✔磁石で宙に浮いてる
✔時速500km出る
✔ロングノーズ— マーシー (@shaly7831) July 16, 2020
東海道新幹線がリニア中央新幹線に勝っている点
さて、速度だけ見れば、リニアは従来の新幹線より圧倒的に速いです。
名古屋〜東京間
東海道新幹線→1時間35分
リニア→40分
移動に関して「速さこそ正義!」であればリニア一択ですが、東海道新幹線も、速さ以外の部分では負けていません。では、新幹線がリニアに勝っている点とは何があるのでしょうか。
✔富士山が見える
名古屋→東京のルートで富士山が見えるのは東海道新幹線だけです。
✔景色が楽しめる
街中から海や山まで、様々な景色を楽しめます。
✔各駅の環境が充実している
駅までのアクセスやお店が充実しています。
東海道新幹線は既に完成形である
確かにリニアの「速さ」は魅力的です。おそらく、内装や駅の機能も最先端の技術を駆使した最高にスマートなものになるのでしょう。
しかし、東海道新幹線のトータルで見た完成度も素晴らしいです。既に、「新幹線」というカテゴリーは、ここでひとまず完成していると言っても過言ではありません。
リニアに新幹線の名を与えると、どうしても東海道新幹線と比べがちになってしまい、せっかくの「最先端」と「完成形」が喧嘩してしまいます。お互いの良さがお互いを貶す形になってしまいかねません。
リニアに「新幹線」の名は与えず、まったく別の乗り物として開発すれば、こうした事態は避けられたかもしれませんね。