Be a driver.
こんばんは。マーシーです。
妻が乗っているマツダ・CX-3(たしか2016年式くらい)が故障しました。購入後3年以内の故障ということで、メーカー側負担での修理になります。
同車種に乗っている読者の方もいらっしゃると思うので、本記事で情報を共有していこうと思います。
事の発端
事の発端は妻からの相談なのですが、妻曰く、
✓整備された道路を走行していると、突然砂利道を走っているかのようなガタガタ感がして、エンジン異常の警告灯が点灯する
✓車の取説で警告灯の意味を調べたところ、「エンジンに問題が発生しているのでディーラーの点検を受けなければならず、点検を受けるまでは40km/h以下の速度で運転しなければならない」と書いてあった
とのことでした。
ちなみに、エンジン異常の警告灯は↓のような黄色いランプです。
妻は毎日片道20分ほどの距離を車通勤しており、このような現象は1〜2回/週起きているとのことで、「こりゃ警告灯の誤表示じゃないな」と思い、ディーラーへ連絡することにしました。
ディーラーに現象と頻度を伝えたところ、「すぐに点検させてくれ」とのことだったので、直近の土曜日に予約を取って訪問することに。
故障内容
ディーラーの点検結果は以下の通りです(営業マンの対応は丁寧でした)。
✓4気筒のうち、1気筒が機能していない(燃焼室内で爆発が起きていない)のでエンジン異常の警告灯が点灯した
✓爆発が起きないのは、インジェクター(燃料噴射装置)の噴孔部にディーゼルエンジンの煤が付着してしまい、燃料が上手く噴射出来ず、混合気の濃度が規格外になってしまったから
✓爆発が起きないのは、バルブスプリングに煤が挟まってバルブが閉じていないから(混合気を圧縮出来ていない)
※バルブスプリングとは↓のようなバネのことです(ディーゼル車にはスパークプラグがありません)
もともとCX-3はバルブスプリングのバネ力を強力なものにしてあるそうなのですが、それでも煤を噛んでバルブが閉じなくなる不具合が発生しているそうです。
バルブスプリングを原因としたエンジン不具合は全国的に発生しているそうなのですが、さすがに発生件数は教えてもらえませんでした。
故障の根本原因
ディーラーの説明による故障原因は以下の通りです。
✓ディーゼルエンジンの「煤(すす)」
✓バルブスプリングの質(バネ力が弱い?)
✓インジェクターの質(噴射圧が弱い?制御系統にも問題あるか)
で、「根本原因」ですが、バルブスプリングとインジェクターについてはマツダ側の部品の選定ミス?と思われます(ディーラー側は部品メーカーのせいにしていましたが)。
煤については「運転」が根本原因でした。
どうも、ディーゼル車は街乗りで低速走行ばかりしていると通常よりも煤を多く排出するらしく、その煤がエンジン機構に悪さをするそうです。実際、妻はCX-3を通勤とスーパーへの買い物くらいにしか使用しておらず、購入してから3年で15000kmしか走行していない状態でした。
というわけで、バルブスプリングとインジェクターは改善したものに交換。ディーラーからは「なるべく走行距離を稼いで下さい」と言われました。
他にも不具合が・・・
まだディーラーに問い合わせていませんが、スマートキーにも不具合が見られます。
「駐車後、車から出てスマートキーでロックを掛けようとしたら、なぜか”ロック解除”の音がして、ロックが掛からない」
といった現象です。
何度かロックを掛ける操作をするとロックが掛かるのですが、そもそも一発でロックが掛からないのはおかしいので、明らかな不具合だと思います。
こちらもディーラーに相談しますが、CX-3に乗っている方はドアロック時にご注意ください。