古い視点は
今すぐ捨てろ
ブオン ジョルノ。マーシーです。
自己満は悪いことばかりではありません。
自己満足=悪?
「自己満足」だとか、「自己中」という言葉には、しばしば悪いイメージが付き纏います。実際、これらの言葉に嫌悪感を抱く人は少なくありません。
では、自己中や自己満足の考え方・行動というものは、100%悪いことなのでしょうか。僕は、そんなことは無いと思っています。
確かに、自己中や自己満足というのは、他人のことを考えていなかったり、他人を置いてきぼりにするという点ではあまり好ましくない行為です。
ただ、「自分」にフォーカスしてこの行為を考えると、メリットもあることに気付きます。その最たるものが「ストレス発散」でしょう。悪いイメージの付き纏うこれらの行為には、実は強力なストレス軽減作用があって、時に自身をポジティブな方向へ向かわせてくれるのです。
以下、具体例を見てみましょう。
仕事で後輩を指導する際に早口になる先輩
これ、意外とやりがちで、多くの場合、後輩はほとんど話の内容を理解できておらず、先輩は教えた気になって自己満足しているだけです。こうなってしまう根本原因は先輩の配慮不足ですが、先輩側は自分の落ち度にまったく気付いていません。後輩は、訳が分からず「ポカーン」となってしまうか、理解が追いつかなくて機嫌が悪くなってしまうでしょう。
しかし、当の先輩はどうでしょうか。やり方は非常にマズいですが、先輩からすれば、「後輩の成長に貢献できた」という達成感があるので、充実度は高いはずです。たとえそれが実態を伴っていない達成感だったとしても、です。
まぁ、あくまでも理想は「早く、正確な指導」ですけどね。
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スポット的な運動しかしない人
本気で運動の効果を得るためには「継続」が絶対条件なので、最低半年は継続しないといけないのですが、それが出来る人はほとんどいません。
たしかジムの継続率って、半年継続できる人が全体の10%くらいだった気がする。
昔Twitterで見た。— マーシー (@shaly7831) November 27, 2019
それで、残りの90%の人はどうしているのかというと、思い付いた時だけジムに行って筋トレっぽいことをやってみたり、1年に数回ランニングをしたりするだけで、「継続」とはほど遠い状況です。まぁ、要するに自己満足ですね。
しかし、当の本人からすれば、運動後の達成感や運動後の風呂、ご飯、晩酌が最高のひとときになるので、運動をした当日は強力な充実感を感じることが出来ます。それどころか、ここで得た充実感は翌日以降も「継続」するので、しばらくストレス発散効果を享受することが出来るでしょう。
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このように、一見自己中や自己満足に見える行為でも、本人にフォーカスしてみると、意外なメリットがあったりします。
自己満足な言動を一方的に悪だと決めつけるのではなく、その行為を俯瞰して見ると新しい発見があるかもしれませんね。