技術で
事故を
撲滅せよ
ニイハオ。マーシーです。
運送業界にはレベル2程度の自動運転(加減速アシスト)とカメラ・センサーによる死角アシストが必要です。
ざっくり言うと・・・
高速道路でトラックによる大事故が多発している
「トラックが追突」「トラックが接触」
最近、このフレーズをよく目にします。
特に、2019〜2020年の間にトラックによる大事故が相次いだので、本記事で事例を3件紹介します。
コロナの話題で隠れがちですが、トラックによる大事故も急増しています
— マーシー (@shaly7831) March 19, 2020
ケース1 伊勢湾岸自動車道(2019年10月22日)
・大型トラックや乗用車など計7台が絡む多重事故
・渋滞で減速していた乗用車に大型トラックが追突
・生後11カ月の女児が左足骨折
・奇跡的に死者0伊勢湾岸道で7台絡む事故、一時通行止めに 愛知・弥富:朝日新聞デジタル https://t.co/eUeQBliw8Q
— マーシー (@shaly7831) March 19, 2020
ポイントは「渋滞で減速していた乗用車に大型トラックが追突」というところですね。
前車の減速に気付かずそのまま突っ込んでいるので、明らかにトラック運転手の過失です。どのような理由で前方不注意になったかは定かではありませんが、一歩間違えれば死者が多数出る大惨事になっていたことでしょう。
ホント、死亡者は0は奇跡ですよ。
ケース2 東名高速道路(2020年3月12日)
・トラック同士の事故があり1台が横転
・男性1人死亡
・車線変更した時に接触(見えてない?)東名高速でトラック同士が事故 1人死亡 愛知・新城市 https://t.co/OjiqmjElqW #CBC #ニュース
— マーシー (@shaly7831) March 19, 2020
「車線変更時に接触」ということは、車間距離の確認不足です。こちらは男性が1人亡くなっています。
ポイントは、「追突」ではなくて「接触」というところ。
接触なので、追突ほどの衝撃はありません。しかし、接触→車体バランスが崩れる→どこかに衝突のコンボがあるので、接触も十分危険です(今回は横転したようですが)。
人間も車も「距離感」って大事ですね。
ケース3 名神高速道路(2019年6月13日)
・大型トラックが乗用車に追突
・3人死亡
・衝突直前に乗用車に気づき、急ブレーキを踏んだが間に合わなかった名神トラック追突事故、死亡の3人は京都・大阪の20代:朝日新聞デジタル https://t.co/1fENEBoiMx
— マーシー (@shaly7831) March 19, 2020
2019年、最も凄惨なトラック事故です。
トラックは、衝突直前まで前車の存在に気付かなかったようです。お手本のような前方不注意による事故ですね。
高速道路のトラック事故は減らせる
さて、改めて振り返ってみると、どの事故も原因は「車線変更時の確認不足」または「加減速タイミングのミス」なのですが、これらは現在の技術で減らすことが出来ます。
車線変更時の確認不足→カメラ・センサーによる死角アシスト
加減速タイミングのミス→レベル2程度の自動運転(加減速アシスト)
どちらも既に一部の乗用車に実装されている技術ですが、トラックにはまだ未実装です(2020年現在)。これらの技術がトラックに標準装備されて広まれば、上記のような大事故は減らせるでしょう。
問題は、こうした技術を搭載したトラックが広まるかどうかですが・・・
運送業界で自動運転が広まるには、金銭的な問題が大きく立ちはだかりますね・・・
現状ではセンサー・カメラアシストや自動運転(レベル2)の搭載は最新の乗用車のみですからね。
トラックに標準装備されて広まるにはもう少し時間掛かりそう— マーシー (@shaly7831) March 28, 2020