インドのカースト制度は必要?


インドの成長スピードには目を見張るものがあります。

僕が始めてインドを訪れたのが2015年9月なんですが、半年後の2016年3月に行った時には交通インフラや建物が見違えるほど発展していました。

さて、国が発展すると職業の分担が始まります。

工場で言えば、人をマネジメントする立場の人とライン工員といった感じですね。

さらに、職業の分担は賃金格差を生み、賃金格差は貧富の差へと繋がります。経済の発展には必ずこれがついて回ります。

日本は「一億総中流階級」なんて言われてたのであまり実感は無いかもしれませんが、今のアメリカなんかは貧富の差が激しくなってきてることで問題になってますよね。

今後、インドがアメリカのような社会構造になっていくとした時に、現行のカースト制度はぴったり貧富の格差にあてはまるんです。

これ、どういうことかと言うと、現状で既に格差社会があるっていうことは、経済発展しても貧富の格差が問題化しない可能性があるということなんですね。だって格差が制度化してるんですから。

こうした視点でカースト制度を見ると、必ずしもマイナスなことばかりではないんだな、っていうことが分かります。

 

差別はダメ

ただ、貧富の差が差別に繋がることだけはやめてほしいですね。今後、インドに中流階級が増えた場合、中流階級から貧困層への差別が始まる可能性はあります。

「中流」っていうのは一番不満を持ちやすい層ですからね。日本で自殺者が多いのもこの辺が原因なんじゃないかと思います。

インドが今後の経済発展でどういった国に成長していくのか、注目していきたいですね。

 

古いものを投げ捨てろ!【サタデー便】