北欧デザイン家具から考えるブランドをシンプルにすることの重要性

北欧デザインの家具が圧倒的に人気なのは、デザインの美しさや素朴さといったものがウケているのももちろんありますが、「ブランドの分かりやすさ」というのもあると思います。

北欧諸国がそれぞれのブランドとして家具を出していると、他の地域の消費者は国ごとの違いが分からないので混乱してしまいます。

そこを「スカンディナヴィアデザイン」として統一したのは本当に見事です。

かつてスティーブ・ジョブズがAppleに出戻りした際に商品ラインナップを極限まで削減し、よりシンプルな構成にしたことは有名です。

ブランドをシンプルにすると消費者のブランドに対する理解は深まります。理解が深まると自然と興味が湧いてくるものです。

 

ブランド内で各国の色を出している

例えば、「スカンディナヴィアデザインの椅子にはノルウェーの木材が使われている」ですとか、「スカンディナヴィアの家具のペンキ塗りはフィンランドの職人が行ってる」といったように、ブランド内で各国の人やモノが存在感を出すことでその強みを表現しています。

ブランドをシンプル化することで各国の色を消すのではなく、ブランドの中で北欧諸国の精神を活かすようにしているんですね。

 

これから家具のデザイナーが若くなるにつれて、これまでのデザイン文化を踏襲しつつまったく新しいデザイン文化を取り入れていくことになると思われます。

今後もスカンディナヴィアデザイン家具の進化に注目していきましょう。

 

古いものを投げ捨てろ!【サタデー便】