前年トリプルスリーを達成した2人の今年の成績に見る選手としての特徴の違い

 

ソフトバンク・柳田選手とヤクルト・山田線選手は、去年よりも明らかに四球数が増えています。

データで見ると一目瞭然。

柳田選手

2015年 605打席 88四球

2016年 374打席 77四球

山田選手

2015年 646打席 81四球

2016年 395打席 68四球

 

前年より100打席以上少ない現状で既に前年の四球数に迫ろうとしています。

つまり、それだけ相手バッテリーに勝負を避けられているわけです。まぁ、打つイメージしかないので、相手バッテリーからすると「投げるコースがない」という状況なのかもしれません。

では、本塁打の数ではどうでしょうか。

 

柳田選手

2015年 34本塁打

2016年 10本塁打

山田選手

2015年 38本塁打

2016年 29本塁打

 

山田選手が3倍近く打っています。

上のデータでも分かるように、柳田選手と山田選手の打席数と四球数はほぼ変わりません。それでいて山田選手の方が3倍近く本塁打を打っています。この違いは何か。

 

練習中の意識の違いじゃなかろうか

これは僕の予想なんで、参考程度に読んでください。

スポーツ系のテレビ番組を視たり、野球関連の雑誌を読んでみると、山田選手は複数の打撃練習を反復して行い、自分の打てるポイントを身体に覚えさせています。ここで重要なのは、複数の打撃練習を反復して行っているので、身体が覚えている打てるポイントが多いということです。

身体が自分の打てるポイントを記憶していれば、試合中は「とにかく強くバットを振ること」だけを意識していればオッケーです。打てるポイントにボールが来れば身体が勝手に動きます。その結果、打てるコースのボールを強く叩くことができて、本塁打に繋がるというわけです。

一方の柳田選手はとにかく遠くへ強い打球を打つことだけを意識して練習しているように見えました。「強く振ればまぁまぁいい形のスイングができる」というものです。

おそらく、山田選手のように身体が自分の打てるコースを記憶しきれていないのだと思います。なので、試合中の意識が「強くバットを振ること」と「ミートすること」の両方に分散されてしまうんです。

どちらも直感で打つタイプに近い選手ですが、直感の元は「反復練習によって得られた経験」です。

両選手の違いは、「直感を磨いてきたかどうか」というところにありそうです。

 

 

古いものを投げ捨てろ!【サタデー便】