ダルビッシュのような貪欲で愚直な男になりたい

 

投手としての能力は申し分ない。しかし、それ以上に素晴らしいのは、彼の野球に対する姿勢です。

どこまでも貪欲で、どこまでも愚直に理想を追い求める姿勢がカッコいいですね。

彼のような投手はこの先現れるのでしょうか。

 

曲げなかった信念

 

今年のダルビッシュに打たれるイメージがあるのは、手術後の「衰え」が原因ではありません。

ピッチングスタイルを変化球主体から速球主体に変えたからなんです。

 

元々ダルビッシュは「メジャーでの日本人に対するイメージを覆す」という目的でメジャーに挑戦しました。

アメリカでの日本人選手に対するイメージは「非力」の一言。小手先の技術でなんとかしているイメージなのでしょう。

メジャー挑戦当初、ダルビッシュはこのイメージを覆すため、メジャーの打者をストレートでねじ伏せようとしました。

 

しかし、あえなく失敗。返り討ちにあいます。

 

途中から変化球で打ち取るスタイルに変えましたが、あれは本意ではなかったのでしょう。

心のどこかに悔しさがあって、それが彼を「速球派」に生まれ変わらせたんです。

変化球主体のピッチングでそこそこの成績を収めた時点で「これでいいか」とは思わず、あくまでも「ストレートでメジャーの打者をねじ伏せる」ことに拘ったダルビッシュは最高にカッコいいですね。

少しずつではありますが、結果も出始めています。

 

5/29 パイレーツ戦 5回 1失点

6/4 マリナーズ戦 5回2/3 3失点

6/9 アストロズ戦 5回 1失点

7/17 カブス戦 4回1/3 2失点

7/23 ロイヤルズ戦 6回3失点

7/28 アスレチックス戦 6回2失点

8/3 オリオールズ戦 6回1/3 3失点

8/8 アストロズ戦 7回0失点

8/13 タイガース戦 6回2/3 4失点

8/18 アスレチックス戦 7回2失点

8/25 レッズ戦 6回5失点

8/30 マリナーズ戦 6回2/3 3失点

 

ストレート主体のピッチングで防御率3点台は素晴らしいの一言。

メジャー挑戦当初ではここまでの成績は残せなかったでしょう。

彼の信念を曲げない姿勢がこの結果を呼び寄せたわけです。

こういう人は底が見えないので、まだまだ進化しますよ。

 

 

 

古いものを投げ捨てろ!【サタデー便】