巨人・鈴木尚広選手は牽制死なんかで引退しません

 

彼の後継者として代走の役割を担う今後の若手は、間違いなく茨の道を歩むことになるでしょう。

王・長嶋の後の原辰徳のように、先代以上の能力と成果をファンから求められるからです。

実際、鈴木選手自身も、自分の後継者の出現を望んでいません。

 

全体的な体力の衰え

引退理由は全体的な体力の衰えでしょう。ここ2年の鈴木選手のパフォーマンスは落ちていました。過去の実績からくる「なんか塁上にいると嫌」というイメージだけで戦っており、体力的・技術的なパフォーマンス自体は下がっていたように思えます。

選手として今後能力の伸びる可能性が低いことと、若手の活躍の場を確保することが彼の引退理由でしょう。

一部で先日の「牽制死が原因じゃないか?」と言われているようですが、これは違いますね。本人もはっきり否定しています。

10日のDeNAとのCSファーストS第3戦では、同点の九回無死一塁から代走で出場し、まさかのけん制死。流れは相手に傾き、延長の末に敗れた。ただ、現役最後のシーンが引退の決め手になったことは否定し「今年に入り引き際をどうするか、そういう葛藤の中でいたシーズンだった」と、打ち明けた。

※転載元

 

失敗で引退するなんてありえない

プロフェッショナルは失敗をチャンスととらえますから、牽制死はある意味「美味しい出来事」です。なので、鈴木選手が牽制死で引退を決断するとは思えません。真のプロフェッショナルが失敗で引退するなんて、ありえないんです。

問題は、失敗から能力の向上に繋げられるだけの体力や技術的なものがあるかどうかです。基礎的な部分に衰えを感じ、自分の思ったようなパフォーマンス以上のものが出せないと気付いた時、プロフェッショナルは初めて引退を考えるでしょう。

鈴木選手にとって、「その時」が今年だったのです。

野球ファンとしては寂しい限りですが、1人の野球人として、潔い引き際だったと思います。お疲れ様でした。

 

 

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