土佐勤王党→立志社→イケハヤ
何故、自由を求める人は土佐に現れるのか。— まーしー (@shaly7831) 2016年10月26日
近代史を見ると、時代の転換期に自由を掲げた若者が決起していますが、何故か彼らは土佐(高知県)に現れているんです。
これはどうしてなんでしょうねぇ。
立地が良い
色々考えてみたんですが、立地的なものが大きく関わっている気がします。
距離的には東京や大阪とはそこまで遠くないのですが、そもそも四国という離れ島ですし、位置的に徳島・愛媛・香川の後ろにあたるので、都会の影響をほとんど受けないように思われます。
都会の影響がほとんど無いということは、自由な発想が比較的育まれやすい環境ということです。都会は先進的に思われがちですが、その様相の内側には「古いもの」がカビのように張り付いています。そういった土地の近くにいては、新しい発想は育たたないと思うのです。その点、高知県は立地的に「新しいもの」が育ちやすい環境なのかもしれません。
また、太平洋に大きく面しているというのも大きいですね。あの土地に生まれ育って、「大海原の先に何があるのか?」という疑問を一度でも持たないはずがありません。そうした「好奇心」が既存の概念を打ち破る原動力となります。
遠いからこそ、冷静に見れる
土佐勤王党:江戸幕府の腐敗っぷりに呆れる
立志社:政府の藩閥体制の腐敗っぷりに呆れる
イケハヤ:東京民の消耗っぷりに呆れる
どれも東京の落ちぶれっぷりに呆れて高知で決起しています。
距離がありますし、影響もほとんど受けないので、冷静に東京の現状を分析できるのでしょう。やはり、若者の決起に立地的な要素は大きく関わっているようです。
そういえば、幕府を倒したのも薩摩(鹿児島)と長州(山口)でしたね。
今一度、日本の状態を冷静に俯瞰してみたいという方は、高知に滞在してみてはいかがでしょうか。
自由は土佐の山間から
— まーしー (@shaly7831) 2016年10月26日
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