日本の文房具メーカーを舐めてもらっては困る

 

B to Cにも関わらず、どうも地味なイメージが定着している文房具メーカーですが、実は、相当ヤバい企業なんです(良い意味で)。

そんじょそこらの企業では太刀打ちできないほどの技術力とたしかな経営基盤を持ち、安定したシェア率を維持し続けています。まさに、隠れた優良企業と言える存在でしょう。

今日はそんな日本の文房具メーカー達をご紹介します。

 

最強の鉛筆屋?違うね、最強の炭素屋だ!

まずは、三菱鉛筆です。

”三菱”の名称を使っていますが、三菱財閥ではありません。というか、売上とかシェアとかを含めた全体的なもので言えば、三菱財閥の企業達にも全然負けていません。

日本人なら誰でも三菱鉛筆の鉛筆、シャーペン、ボールペンは使ったことがあるのではないでしょうか?

 

矢野経済研究所の調べよると、日本の文具・事務用品市場は、2014年で4662億円。このうち、シャープペンは145億円、ボールペンは439億円だ。

三菱鉛筆は文房具のトップ企業として国内展開するのにとどまらず、海外にも進出しており、海外売上高比率は約50%。

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さらにすごいのが、鉛筆の芯を作る炭素技術を活かして、カーボン系の素材を製造・販売しているという所。

もはや、ただの「文房具メーカー」ではないのです。

 

 

バルセロナのスポンサーになったセロテープ屋

日本人なら、セロハンテープの恩恵に預かっているはず。そのセロハンテープ国内トップシェアを維持しているのが”ニチバン”です。

「塗る」と「貼る」に関する分野で、この企業の右に出るものはいません。絆創膏、軟膏、セロハンテープ、なんでもござれです。

 

絆創膏市場全体ではシェア30%(業界2位。1位はジョンソン・エンド・ジョンソンのバンドエイド)を有している。テープ事業とメディカル事業を軸に、2016年3月期は連結売上高424億円、営業利益33億円を計上した。

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2018年に売上高500億円を目指しているとのことで、今後はアジアや欧州向けに事業を展開していく模様です。

特に、欧州での知名度を上げることに積極的で、2015年には、あのスペイン・FCバルセロナのスポンサーもやりました。

文房具メーカーに地味なイメージを持っている方、日本の文房具メーカーは攻めてるんですよ。

 

 

日本の”建設”を支えるボンド屋

日本人なら、木工用ボンドを使って工作をしたことがあるはず。そのボンドを作っている会社が”コニシ”です。

接着剤の国内市場は2660億円。その中でナンバー1なのがこのコニシなわけですが、ただ単にボンドだけを作っていると思ったら大間違いです。この企業、すごいんです。

 

コア事業である住関連用接着剤事業、化学品商社事業、そして、接着技術を応用した高速道路や学校、病院施設などの補修を行う土木建設工事事業を展開している。2016年3月期の連結売上高は1188億円、本業の収益をあらわす営業利益は63億円だ。

今後は主力の住宅用途で、リフォーム需要が高まると見込まれており、外壁・内装用途の接着剤が収益を牽引する。老朽化した道路設備や建物の補修も収益にプラスとなる。

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なんと、建築物に使用する接着剤も手がけており、そのシェアもナンバー1。

コニシがいなくては、日本の”建築”は成り立たないと言っても過言ではないでしょう。

 

 

共通点

今回ご紹介した最強の文房具屋達、いかがだったでしょうか。最高にイケてるでしょう?

この3社には共通点があって、どれも歴史の長い企業なんです。

 

三菱鉛筆→1887年創業

ニチバン→1918年創業

コニシ→1870年創業

 

歴史が長く、安定した基盤とシェアで攻め続ける企業。これほどかっこいい会社はそうそういません。

転職を考えている方は、文房具メーカーを候補に挙げてみるのもいいかもしれませんね。

 

 

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