ぶっちゃけ、彼の肩は不透明です。
「そんなの、どの投手でも一緒だろ!」と思っているアナタ。田中投手とその他の投手を一緒くたに考えてはいけません。彼はヤンキースのエース格です。
具体的に何故不透明かというと、ズバリ高校時代から肩を酷使しているからなんです。
もうちょっと分かりやすく書くと、”甲子園経験がありすぎる”んです。
長生きする人は肩を酷使してこなかった
黒田や上原といったメジャーで長生きしている(した)選手は、いずれも高校時代は甲子園未経験でした。黒田にいたっては控え投手でしたね。
ダルビッシュ投手も甲子園経験がありますが、彼は高校時代、真壁投手と”二枚看板”だったので、甲子園出場経験はあれどそこまで酷使されていませんでした(それでもTJ手術しましたが)。
対して、田中投手は高校2年次からエースとして甲子園のマウンドで投げています。3年夏にはハンカチ王子と決勝再試合を戦いましたし、国体や海外遠征にも当たり前のように参加して肩を酷使し続けてきました。
楽天に入団してすぐに1軍で投げ始めて、今年で10年目です。そろそろ肩の消耗具合が気になる頃でしょう。
2016年は素晴らしい活躍だったが・・・?
14勝4敗
防御率3.07
2016年は間違いなくエース級の活躍でした。
しかし、過去からの肩の酷使具合を考えると、2016年がキャリアハイになる可能性は十分にありえます。
メディアでも田中投手の残した成績を称える記事が散見されますが、いまいち過小評価されている感は否めません。
型の消耗が気になる。彼は黒田や上原と経歴が違う。
今季“ダル超え”迫る田中将大、日米で刻む驚異の数字とは (Full-Count) – LINEアカウントメディア https://t.co/R8xV3WGuwj #linenews @news_line_meさんから— まーしー (@shaly7831) 2017年1月9日
あくまで僕の予想ですが、アメリカの野球関係者やコアな野球ファンも田中投手の肩を危惧しているのでしょう。彼も古傷の多い選手ですからね。
潜在的なネガティブ要素です。こればっかりは投手である以上、避けられません。
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