ぜひ、昨年のドジャース・前田健太投手の”登板数”に注目していただきたい

 

新人ながら16勝を挙げたことは素晴らしいですし、メジャーで先発投手をやりながら防御率3点台を維持したという事実も、前田投手の能力の高さを十分に表明しています。

 

ただ、”一番優れていたところ”と言われれば、やはり”登板数”ということになるでしょう。

 

”登板数”というのは、「先発投手として試合に出場した回数」のことです。前田投手の登板数は脅威の”32”です。これは昨シーズン同じく16勝した岩隈投手の33に次ぐ数字で、クレイトン・カーショウがサイヤング賞を取得した2014年の登板数(27)よりも多い数字です。新人でこれは驚異的。

ちなみに、他の日本人投手ではヤンキース・田中将大投手が31で、レンジャーズ・ダルビッシュ投手が17(怪我で出遅れ)でした。

 

 

なんですごいの?

”登板数”は、サラリーマンで言えば”勤務日数(仕事量)”に相当する数字です。しかも、前田投手は先発投手なので、毎回出勤する度に120%の力を出し切って組織(会社)を勝たせないといけません。サラリーマンで言うなら、毎回出勤する度に社運を左右するほどの会議に参加して、最高のプレゼンをしなければならない感じです。しかも、出勤する度に野次られます(英語で)。

それから、勤務日数(仕事量)の多い人は、単純に組織(会社)から重宝されます。

どんなにすごい能力があっても、仕事をしないのならその選手は無価値に等しい存在です。「俺、150km/h投げられるんですよ」って豪語されても、グラウンドに来ないのなら意味がありませんからね。営業マンで言えば、「俺、1日で10個契約取れますよ」って言いながらほとんど出勤しないようなものです。

特に、前田投手は”試合の作れる投手”ですから、登板数(勤務日数)が多いだけでもチームから重宝される存在です。おそらくですが、登板数32で7000万円〜8000万円くらいの価値はあるでしょう。

前田投手には、来シーズンも30登板以上目指して頑張ってほしいものです。

 

 

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