仕事の出来る人に共通していることは、”why?を使いこなしている”ということです。
良い上司or先輩は”why?”と聞く
良い上司or先輩は、部下からのパッションにすかさず”why?”と返します。
そうすることで、部下にパッションに対する根拠付けを意識させるのです。こうした上司の元で育った人は、常に”why?”を意識して物事を考え、物事を遂行していきます。自分のパッションに対して想定しうる疑問点を自ら考えるクセのある人は、より大きな価値を生み出します。
逆に、これを徹底しない上司の元で育った人は、自分の意見や日々の仕事がぼんやりとしているケースが多いです。例えば、自分のプレゼンに対し、問題点を指摘された場合の受け答え。
出来る上司の部下「◯◯のような理由で私は大丈夫だと考えます」
出来ない上司の部下「大丈夫じゃないですかねぇ」
結構極端な例ですけど、僕の経験上、後者の方が圧倒的に多いです。しかも、社員数の関係で、大企業ほどこういう人が多いです。
出来る人は自分に”why?”と問いかける
例えば、設計職の人が図面を1つ書き上げました。「あ〜!終わった!」と一息ついた後、出来る人は自分にこう問いかけます「終わったと思う根拠は?」と。
その後、「どうして自分が終わったと思ったのか」という疑問の”答え”を探すため、再び図面を一から見直します。そうして”答え”を探していく過程で改善点を見つけていき、よりよい設計を目指すのです。
”why?”を使いこなせない人は、設計が終わった時点ですべてシャットダウン。立ち止まる隙さえ見せず、後は明日の自分に任せて終わりです。
しかし、上記の「あ〜!終わった!」というのは図面を”描き終わった”だけであり、”設計が終わった”わけではないのです。自分で納得して、そこで初めて設計終了です。
出来る人はそこを十分に理解しています。
”why?”を使いこなすためには反復練習あるのみです。皆さんも今日から”why?”を使っていきましょう!
[ad#co-3]