理由は2つ。
左打者
2番は左打者一択です。
1番打者が出塁した後、盗塁を画策する際に、バッターが左打席にいると、キャッチャーは送球する際、僅かに左にずれなければならず、その”僅かな差”が走者を有利にしてくれるからです。
また、左打者はバントやエンドランやバスターで生き残る可能性が高いのも大きな利点です。進塁打ではなく、通常のヒットとなった時の”お得感”はチームに大きな流れを引き寄せます。
コンタクト率の高さ
2番打者は進塁打のイメージが強く、凡退要員として考えられがちです。ここにコンタクト率の高い選手が置かれると、投手はクリーンナップ終了まで気が抜けず、体力・精神力両方を消耗します。
で、皆さんご存知のとおり、秋山選手はNPB年間最多安打記録ホルダーです。彼の打率については今更説明不要でしょう。
秋山選手が2番に座るだけで、かなり大きなアドバンテージが生まれます。
秋山選手を2番に置いた時のクリーンナップまでの打順
◯対右投手
1番 菊池 ※四球が選べて打率もそこそこ
2番 秋山 ※固定
3番 青木 ※固定
4番 筒香 ※左打者なので
5番 中田 ※最近の長打は魅力的
◯対左投手
1番 菊池 ※四球が選べて打率もそこそこ
2番 秋山 ※固定
3番 青木 ※固定
4番 中田 ※左打者なので
5番 筒香 ※長打力に期待
基本、1〜3番は固定で、筒香と中田を入れ替える感じでいいと思います。
4番筒香固定でもいいですけど、その場合、2〜4番が左打者になってしまって、対左打者に不安が残りますから、やっぱりここは筒香と中田の入れ替えがベストかなぁ。
それか、最近の打撃成績だけ見ると中田が圧倒的なので、4番は中田固定でもいいかもしれませんね。さすがに3試合連続本塁打となれば、実力は本物と見て間違いないでしょう。
ただ、前で捉える打法は心配ですけど。
参考記事:【WBC】オーストラリア戦での中田と筒香のホームランの共通点
2番に秋山選手が入るだけで、クリーンナップの長打・巧打が存分に活かせる打線になります。
他の選手を置くくらいなら、2番は秋山でいきましょう。
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