中居さんがキューバ戦で指摘した”偶数イニング失点説”が的確すぎる。
中居正広「偶数回しか点数入ってない」
原辰徳「統計学だ!」これ馬鹿にされてるけど1〜3番は完璧に抑えてるのに、ほぼ4〜7番だけにやられて5点取られたってことだから全然変な情報じゃない
むしろ中軸に気を付けないといけないという大事な情報#侍ジャパン #wbc2017 pic.twitter.com/c5dAn493yK— Onigawara-gonzo (@Onigawaragonz77) 2017年3月14日
そうなんですよねぇ。
”偶数イニングだけ失点している”っていうことは、自陣の投手陣が相手4番〜7番に通用していないということなんですよね。
◯4番、5番に打たれている
1〜3番に四球を与えられなくなるので、投手はストライクゾーンにボールを投げたがるようになります。少しでもコントロールを崩せば炎上しかねない、危うい状況です。1〜3番を上手く抑えても、4番以降が当たっているので、その後も4番〜6番まで四球が出せません(6番を歩かせても7番のヒットで失点する可能性があります)。
あと、4番に打たれるのは想像以上に投手のメンタル的な部分をズタズタにします。
◯6番、7番に打たれている
下位打線に位置づけられる打順ですので、通常は上位打線ほど警戒しないのですが、ここが当たっているとそうもいかなくなります。
下位打線も要注意となると、投手は気を休める暇が無くなるので、スタミナの消耗が早くなり、失点炎上に繋がる可能性が高くなります。
また、相手下位打線のタイムリーによる失点は、自チーム全体のモチベーションを下げかねません。
”偶数イニングの失点”という状況は、こうした危険を孕んでいるということですから、そこにいち早く気付いて指摘した中居さんはさすがです。
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