ジャンルを問わず、一定の成果を挙げられる人の特徴

 

 

 

グッドモーニング。まーしーです。

”やり抜く力を持っている人”と”孤独になれる人”って、強いですよ。

 

◯ファイティング原田

”「黄金のバンタム」を破った男”という本を御存知でしょうか。1960年代、”ファイティング原田”の異名で一世を風靡した元プロボクサー・原田政彦氏が、”黄金のバンタム”と呼ばれ、当時世界最強を誇ったエデル・ジョフレを倒し、世界チャンピオンに輝くまでを描いたノンフィクション本です。

 

 

現在のボクシング界を少し説明します。現在、世界にはボクシング団体が複数あるので、世界チャンピオンの人数は、全団体の全階級を含めると100人以上になります。世界チャンピオンなのに、100人です。ちょっと多めですよね。一方、1960年代当時は、ボクシング団体が1つしかなく、階級も今ほど多くはなかったため、世界チャンピオンの人数が、全階級合わせても10人いないくらいでした。そのため、”チャンピオン”の重みは今以上に重く、その存在は今以上に偉大だったわけです。中でもバンタム級のチャンピオンだったエデル・ジョフレは、未だに評論家が「史上最強のボクサーの1人」と挙げるほどの人物です。そんな人物に挑み、チャンピオンの座を奪ったのが、当時23歳になる日本人、”ファイティング原田”でした。

 

◯無尽蔵のスタミナ

ジョフレの武器は、相手に手数を出させて狙う巧みなカウンターパンチと、必殺の右アッパーでした。特に、右アッパーは「ジョフレ・アッパー」と呼ばれ、世界中のバンタム級選手が恐れた殺人パンチです。ファイティング原田は、このアッパーを一度だって食らってはいけませんでした。食らえば最後、リング上に立っていることはまず不可能だったからです。

また、カウンターパンチの対策も必須です。元々、ファイティング原田は、果敢に前へ出て戦うスタイルのボクサーで、敵をコーナーまで追い詰めてから怒涛のラッシュで完膚なきまでに叩きのめすことを得意としていました。そのため、カウンターパンチを得意とするジョフレは相性の悪い相手です。

ジョフレの殺人アッパーとカウンターパンチを回避する手段は、”フットワーク”でした。最終ラウンドまで必死に動き、足で揺さぶりを掛けることでジョフレに狙いを定ませない作戦です。この試合は15ラウンドまで続きましたし、ダウンは無かったにしても、パンチ自体は何度ももらっていますから、まぁ、普通なら途中で足が止まってくるものです。しかし、原田は”普通”ではありませんでした。無尽蔵のスタミナからくるフットワークでジョフレを翻弄し続け、決定打を一切打たせず、逆にラッシュの嵐を浴びせ続け、見事判定勝ちを収めたのです。

 

◯やり抜く力→孤独になれる強さ

スタミナには、肉体的なスタミナと精神的なスタミナの2種類があり、どちらも一定の条件を満たした上で練習をすれば、いくらでも鍛えることができます。その一定の条件とは、”「やり抜く力」を持っているかどうか”です。”やり抜く力”とは、言い換えれば”モチベーション”とも言えるでしょう。原田には「絶対にチャンピオンになる」というモチベーションが誰よりも高かったので、後にトレーナーが「原田との練習は戦いだった」と言うほどの壮絶な練習にも負けずにやり抜くことができたのです。

また、”やり抜く力”は”孤独になれる強さ”を与えてくれます。1つのことに熱中し、孤独に戦える人間は、驚異的なスピードで成長していきますから、この2つを兼ね備えていると、他を圧倒するだけの価値を生み出していくことができます。

 

逆を言えば、これができない人間は、普通以下止まりということです。でも安心してください、社会は普通以下の人間の方が圧倒的に多いので、マジョリティとして生きていくことは可能です。ただ、普通以下の状態で成果を挙げようなんて、虫の良いことは思わないようにね。

古いものを投げ捨てろ!【サタデー便】