グッドイブニーング。まーしーです。
ポートメッセ名古屋で行われたロボット技術・産業フェア2017に行って参りました。
◯ロボット技術・産業フェア2017って何?
こちら、各企業が誇る最新鋭ロボットの展示会になります。工業系の他、NTTやソフトバンクといったIT系の企業も自前のロボットや産業用設備に関する装置を展示しており、非常に盛り上がっておりました。名古屋開催ということで、出典企業は日系企業がほとんどでしたが、外資系も数社展示していましたし、ロボカップも併催されていたので、外国人のロボ好きもたくさんいました。
開催期間は2017年7月27日〜同30日までです。チケットは当日券(大人)が1200円で、現金払いのみなので注意!
※現金を忘れても近くにコンビニ(デイリー)があるから安心してください。
◯展示ロボット紹介
ここからは僕が特に気に入ったロボット達をご紹介いたします。
医療・介護系から人型やら産業用やらたくさんありましたよ〜♪
TOYOTA
まずはTOYOTAの介護ロボットです。カメラの画像認識システムを搭載しており、タブレットで目標物を指定して、アームハンドでものを掴んだり押したり支えたりできます。しっかりプログラムを組めば、いちいちタブレットで目標物を指定する必要も無くなるとのこと。介護や医療系に限らず、昨今のロボットにはカメラによる画像認識システムがほぼデフォルトで搭載されていますよね。
当では、TOYOTAが誇る介護ロボットを動画でどうぞ(アップサイズの関係で一度YouTubeを経由しています)。
※音量注意
まだ雑誌は拾えないみたいですね。隣のペットボトルは拾えていたのでセーフです。
自動車のTOYOTAがロボット分野でも本気を出してきました。自動運転に繋がる技術ですね。
THK
はい、次はアクチュエーターのTHKです。アクチュエーターとかボールねじとかLMガイドのイメージですけど、ロボットもやってたんですね。面白そうな人形ロボットがたくさん並んでいましたよ。
武者ロボット!
外国人にめっちゃ人気でしたが、残念ながら動いていませんでした(T_T)
こちら自立走行可能な人型ロボットです。エンジニアさんが「Windowsの画面が出ないよ!どうなってんの!」って怒ってたので、多分このロボットのOSはWindowsなんだと思います。
っていうか、すごい所に非常停止ボタンがある・・・(赤いボタンです)
続いてはアクチュエーターです。
さすがTHKということもあって、アクチュエーターもしっかり展示されておりました。こちらのアクチュエーターは全てモーター駆動になります。ピンク色のアクチュエーターが密集している右端に配置されている緑色っぽい物体がPLCに代わる指令装置でして、アクチュエーターに対して前進後退やインチング的な動きといった細かい指令ができるとのこと。もちろんPLCとも接続可能です。「だったらいらなくね?」なんてツッコミはやめてあげてください。
アクチュエーターの動画は↓をどうぞ。
※音量注意
brother
お次は工作機械を展示しておりましたbrotherです。今回は縦型マシニングセンタを展示しており、超精密加工のデモを行っておりました。
女の子も興味津々です。この年からマシニングに興味を持つとは、なかなか将来有望そうなお嬢さんだ。「これ、ロボットなの・・・?」って思ってそうですが、安心してください、立派なロボットです。
では、縦型マシニングの超精密加工を動画でどうぞ!
※音量注意
ロボティズ
韓国企業のロボティズも面白いロボットを展示していました。こちら、”1人1ロボット”を目標にロボット開発を行っているメーカーで、人型ロボットや亀型ロボットが元気に動いておりました。
まずは亀型ロボットからどうぞ!
※音量注意
比較的小さめのロボットですが、満タンの500mlペットボトルくらいでしたら簡単に持ち上げることができます。
続いて、人型ロボット。なんとこのロボット、喋ります。
※音量注意
◯ロボカップもやっていました
展示会と併催でロボカップも行われていました。
各チームがロボットを駆使してサッカー等の競技で競い合う大会です。なかなかレベルが高くて面白かったですよ。
※音量注意
こちらはローラー走行式のロボットですが、小型の人型ロボットによるサッカーもありました。
私設チームや企業チーム、大学チームが参加可能な無差別制で、ヨーロッパやインドのチームが勝ち進んでいました。さすがですね。
何気に一番衝撃的だったのがTOYOTAですね。まさか介護ロボットを作っていたとは驚きでしたw
ロボット好きの方は覗いてみるのもアリですよ。ただし、ポートメッセ名古屋は決してアクセスの良い場所ではないのでご注意を。
ポートメッセ名古屋のアクセス方法はこちら。