ボンジュール。まーしーです。
MLBは怪我を徹底的に嫌いますね。
◯ダルビッシュ移籍報道
ダルビッシュがレンジャーズからトレードされるかもしれないと、大リーグの公式サイトが伝えています。トレード相手はドジャース若手外野手のベルドゥーゴ選手です。
ローテーション守れるレベルの投手を放出して、21歳の若手外野手を獲得か。大胆な補強だね。
レンジャーズがダル放出へ 大リーグ公式サイトが伝える – LINE NEWS https://t.co/pbQRVH4C2O #linenews @news_line_meさんから— まーしー (@shaly7831) 2017年7月29日
ベルトゥーゴ選手は左打ちです。オープンスタンスから大きく踏み込んでフルスイングするフォームで、フォローするーはオリックスの吉田正尚選手に似てますね。かなり大胆に踏み込んで振っているので、前で捉えるプルヒッタータイプかと思われます。
↓の動画は0:54からが見やすいですよ。※音量注意
これだけのフルスイングを完璧に制御して強打を量産すれば、他球団にとって嫌な打者になりそうですね。21歳なので多少荒削りな部分はありますが、まぁたしかに育てがいはありそうです。というか、そもそも試合でここまでフルスイングできる若手ってぶっちゃけ貴重ですから、欲しくなるのも分かります。大抵の選手は三振・凡打を怖がって当てに行くバッティングをしてしまいますからね。
◯何故、ダルビッシュを放出してまで取りにいくのか
野手の補強ということで、得点力不足の解消を狙ってのことなのかと思いましたが、ここ最近のレンジャーズの得点力は決して悪くありません。
たまーに大差を付けられていますが、僅差で勝利している試合もありますし、7月は完封負けが2回だけです。そんな緊急で野手を補強するほど得点力不足に苦しんでいるようには見えないんですよね。となると、レンジャーズの目的はベルトゥーゴ選手の将来性ということになります。たしかに、今から将来の大砲を獲得しておくのも悪くはないでしょう。
ダルビッシュをトレード要因にしたのは、おそらく怪我です。メジャーは怪我を酷く嫌いますから、たとえ投手としてバツグンの能力を持っていたとしても、TJ手術を行ったという事実がダルビッシュ投手に対する球団首脳陣の評価を著しくは下げたのだと思います。実際、TJ手術は肘にメスを入れてしまうので、それを回避するために別の治療法を探す選手が急増し、TJ手術の件数が減少傾向にあります。
参考記事:ダルビッシュが手術を受けた最後のスター投手か? メジャーリーガーのトミー・ジョン手術数が半減。
こうした事実も、球団首脳陣のTJ手術キャリアに対するマイナスなマインド醸成に一役買っているのかもしれません。今は素晴らしいパフォーマンスを披露してくれていますが、TJ手術後、安定的に活躍できる保障が手術をしていない選手よりも不透明ですからね。
ちなみに、ダルビッシュ投手のトレード相手には、前田投手の名前も上がっているそうです。