自動車業界と3Dプリンター

 

自動車業界の将来の話と言えば、FCV(水素燃料)やEV(電気自動車)、もしくは自動運転といった話になると思います。

たぶんEVが主流になると思いますし、今後運送業は自動運転になると思います。

FCVが発展しなさそうと思う理由はホリエモンやイーロンマスク氏と同じ意見です。水素スタンドの普及はね・・・難しいって。

さて、これらの話題は散々語り尽くされているので、ここでは3Dプリンターと自動車業界について書こうかと思います。

3Dプリンターっていうのは文字通り、データを打ち込めば3次元の物を何でも精製することができる夢のような機械です。

最近まで樹脂でしか精製できませんでしたが、金属もできるようになってきました。

 

さて、この3Dプリンターで自動車は作れるのでしょうか?無理です。

 

精密機器が複雑に組み合わさっている自動車の精製は現段階では厳しいです。そんなことできたら世の中がひっくり返ります。

 

では、自動車の部品を精製することはできるのか?できます。

 

自動車は燃費を求められる時代です。燃費の向上には自動車本体の軽量化が必要不可欠です。

そこで一部の部品を樹脂にしてしまう動きが少なからずあります。部品を樹脂化するのであれば3Dプリンターの出番がやってくるというわけですね。

 

ただ、ここで問題があります。

 

3Dプリンターに掛かるコストを考慮しなければいけません。

コストは2つ。時間的なコストと金銭的なコストです。

金銭の方は工作機械よりも3Dプリンターは相当安いですから、問題にはならないように思えます。

一方、時間的なコストはどうでしょうか。これが半端なく掛かるんです。

現時点で部品1個精製するのに通常の工作機械よりもかなりの時間が掛かります。このコストは大きな損失です。

このコストのせいで自動車メーカーは3Dプリンターの量産現場への導入に踏みきれずにいます。試作品の精製に利用する段階で足踏み状態なんですね。

しかし、逆を言えば、時間的なコストさえ解決できれば量産に取り入れられます。時間とお金のコストを削れるなんて画期的ですよ。

3Dプリンターの時間的なコスト削減にはあと数年以上は掛かると思われます。

現時点で金属精製までできているのですから、それほど遠い未来ではないでしょう。

 

 

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